庭先の工事の延長でアプローチの方もいじっています。
アプローチは去年から資材置き場になっていて、草藪に埋もれかけていたのですが、「これじゃいかん」とようやく重い腰を上げてなんとかする気になったわけです。
数年前に友人からもらったトラノオ(サンスベリア)も増えすぎた部分を一部間引くことになりました。
トラノオは石垣島ではあちこちで野生化しています。
なかなかたくましい植物で、葉っぱの切れ端からでも根っこが出て株が育ちます。
潮風にも強いので海岸近くでもよく育っています。
以前マイナスイオンブームで鉢植えを室内に置くのが流行ったこともあるようですね。
間引いたトラノオを捨ててしまうのはもったいないので、先日作ったばかりの車止めに移植することにしました。
この車止めの両端に植えてみました。
斑入りと斑無しです。たぶんうまく育つでしょう。
車止めはちょっと長くなりましたが、ゲットウやトラノオが充分生い茂ったら切株と枯れ枝のバリケードは撤去しますからちょうど良いサイズになるはずです。
なかなか良い感じになりそうでしょう。
ゲットウも新芽が立ち上がり始めました。
今回トラノオを植えるために剥ぎ取ったイヌシバのマットで、公園護岸のイヌシバスロープの補強もしました。
こんなのを
少し幅を広げて、トラノオを植えるために剥がしたイヌシバマットを張り付けた訳です。
このスロープはなかなかお役に立っているようで、自転車の轍がよく付いて、砂が崩れています。
もう少し幅を広げても良さそうですね。そのうちまたイヌシバのマットが採れたら補強しましょう。
船蔵公園には先月新しいトイレと足洗い場が出来ました。
足洗い場は護岸の近くなので、ラックの散歩の帰りにバケツ一杯の水を頂いて、スロープに水を撒いて崩れた砂を戻して補修しています。
4/3に大雨が降ってから、雨が降りそうで降らない嫌な天気が続いていました。
この時季には珍しく公園の芝生も枯れ始めていましたから、そろそろまとまった雨がほしいなぁと思っていたら4/15の夜中に大雨が降りました。
19日も朝夕雨が降って芝生も一気に緑を回復してきました。
もうすぐ梅雨入りなんでしょう。
植物と土壌と雨の力を巧く活かして新しい風景を作ることを目指している物好きには忙しい季節になりそうです。