2019年6月 リーフクラフト教室のお知らせ
リーフクラフト教室のご案内
(カバの誕生)
石垣島エコツーリズム協会会長 谷崎樹生
ただ一枚のヤシの葉で誰が見てもそれと判る特徴を編み出すには、時には極端なデフォルメも必要になってきます。カバの一番の特徴は大きな口ですが、大きな胴体に比べると頭はさほど大きくはありません。実物に忠実に仕上げるとなぜかカバらしく見えません。そこで、頭をうんと大きくしてみたら、カバらしくなってきました。(「ムーミンみたい」という意見もありますが・・・)
リーフクラフトやタングラムでいろんなものを作っていると、ヒトはモノをどのように認識しているのか?という大きな課題に直面することになります。特徴的な一部を強調することで、よりそれらしく見せることができるようです。
私達ヒトという動物の脳は、そういうもののようです。「一を聞いて十を知る」という孔子の言葉があります。たいていのヒトは一を聞いても物事の本質を見抜くことはできませんから、情報の足りないところを自分の都合の良いように勝手に補ってしまうものです。むしろ「十を聞いても鵜呑みにせずに、情報を吟味して確かな一を見出す」ことの方が大切ではないかと思います。
以前編み出した「三点倒立ガエル」は、上手に倒立しましたが、カバは倒立しないように編んでみました。
今回は日曜日だけの開催ですが、他の日でないと参加できない方には自宅での教室もできますからご相談ください。我が家のリーフクラフトギャラリーを見てもらいながら一緒に編みましょう。
(後日お知らせしますが、今月からは「シマノバ」でも教室を開くことになりました。)
日時と場所 6月16日(日)午前10時から
バラビドー観光農園
参加費は、100円以上です。
申し込み・問い合わせは 090-6863-5039(谷崎携帯)です。
材料や道具の準備が必要ですからなるべく事前に申し込んで下さい。
関連記事