2019年10月 リーフクラフト教室のお知らせ
リーフクラフト教室のご案内
(似ているということは違うということ)
石垣島エコツーリズム協会会長 谷崎樹生
先月のエリマキトカゲのような作品は嵩張るので持ち運びに困ります。カエルやイノシシやイヌならコンパクトでポケットに入れて持ち運びできますから今月はとてもコンパクトな「セミ」を編むことにしました。
セミなら特徴的な部分を強調すればそれらしく仕上げるのも簡単だろうと思って始めてみましたが「ようなの壁」はかなり手強いことを思い知らされることになりました。「ようなの壁」というのは「セミのようなものは出来たがハエにも見える!」という厄介な壁です。誰もがよく知っているセミだからこそ、ほんの少しバランスを間違えるとハエにもヨコバイにも見えてしまいます。(ヨコバイは小さなセミのようなものですから間違えられても仕方がありませんが…)
「セミはなぜセミに見えるのか?」「セミをセミたらしめているのは何なのか?」という根本的な課題を極めねばなりません。似ているものの違いを見極めて、らしさを追求していますが、まだ完成度70%といったところです。
まだまだ無駄な線が多く複雑過ぎます。もっとシンプルかつ的確に、洗練せねばなりません。毎日葉っぱと格闘してセミを編んでいたら、「次はセミの幼虫を編んでみようか!」などと無謀な誘惑に駆り立てられてしまう、そんな危険なリーフクラフトの底無し沼に踏み込んでしまったようです。
今回は日曜日だけの開催ですが、他の日でないと参加できない方には自宅での教室もできますからご相談ください。我が家のリーフクラフトギャラリーを見てもらいながら一緒に編みましょう。
(「シマノバ」での教室は26日です。)
日時と場所 10月13日(日)午前10時から
バラビドー観光農園
参加費は、100円以上です。
申し込み・問い合わせは 090-6863-5039(谷崎携帯)です。
材料や道具の準備が必要ですからなるべく事前に申し込んで下さい。
初めての方には基本的な編み方から始めていただきます。
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実はこのセミの腹側はこうなっています。
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