2019年9月 リーフクラフト教室のお知らせ

谷崎 樹生 (たにざき しげお)

2019年09月10日 15:10

トリケラトプスの次はエリマキトカゲと予告していましたが・・・・・・・
エリマキトカゲは、後ろ脚で立ち上がり、フリルを広げて走り出す、そのスッキリした立ち姿をどう表現するかが問題でした。
フリルが付きますから当然上半身が重くなります。
乾燥して多少脚が変形してもバランスを崩さないでスッキリ立ち続けなければなりません。
フリルよりも後ろ脚の編み方が問題でした。

先月はトリケラトプスで葉っぱと遊び疲れていたので、
今回は出来るだけ頭の中だけで完成させようと思っていました。
エリマキトカゲの写真やイラストを見て、イメージをふくらませ、葉っぱの曲げ方・結び方の組み合わせでエリマキトカゲらしさのイメージを具現化していく訳です。

そんなある日、突然葉っぱ編みの神様が舞い降りてきたように、新しい編み方が見つかり、一気に編み上がってしまいました。
いつもそのことばかり考えていると神様が教えてくれる・・・・・
というようなことは本当にあるもんだと思います。

おそらく脳内の神経回路に新しい繋がりが出来て、電気の新しい通り道が出来たので、新しいアイデアが閃いたのでしょうが、神様が教えてくれたように感じるものです。
「葉っぱ編みの神様」って本当にいるんだなぁと思います。                                  
カエルやウミガメを編んだ時もそうでしたが、一夜にして基本形が完成し、微修整も三日ほどで完了しました。
乾燥しても変形しにくくどこから見ても美しいエリマキトカゲが生まれました。
トリケラトプスの場合は三週間以上かかったことが、三日で終わったのです。
フリルよりも後ろ脚の編み方が気に入っています。


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リーフクラフト教室のご案内           
  (エリマキトカゲをご存知ですか?)

            石垣島エコツーリズム協会会長  谷崎樹生


 
 先月のトリケラトプスほどではありませんが、エリマキトカゲも手強い作品でした。二本足で立ち、フリルを広げて颯爽と走り出すその立ち姿をどのように表現しようかと、毎日頭の中で考えていました。
考えるのは誰でも頭の中ですが、葉っぱも編まず、スケッチもしないで頭の中だけで編み方を試行錯誤すること数日、ある日突然、葉っぱ編みの神様が降りてきて編み方を教えてくれたのです。そのことばかり考えていると神様がご褒美に教えて下さるというようなことは本当にあるんだと思います。
以前カエルやウミガメの編み方を思いついた時もそうでした。そろそろ寝ようかと思った時、ふともう一度新しい葉っぱを手に取って、何気なく編み始めると何かに導かれるようにエリマキトカゲの基本形が編み上がりました。
二・三日かけて微修整して完成です。トリケラトプスのように数週間もかかることもあれば、カエルやウミガメ・エリマキトカゲのように三日で完成してしまうこともあるのです。今月の新作エリマキトカゲではフリルよりもしっかり二本足で立ち上がる後ろ足の編み方が特に気に入っています。これまでになかった全く新しい編み方です。
今までやったことのないことをやってみると新しい世界が見えてくるものです。
(ただ、残念なことに、若い人はエリマキトカゲをご存知ないようで、昭和は遠くなってしまったようですね。)
 
 今回は月曜日だけの開催ですが、他の日でないと参加できない方には自宅での教室もできますからご相談ください。我が家のリーフクラフトギャラリーを見てもらいながら一緒に編みましょう。 
(「シマノバ」での教室は28日です。) 

日時と場所 9月16日(月)午前10時から  
バラビドー観光農園

参加費は、100円以上です。
申し込み・問い合わせは 090-6863-5039(谷崎携帯)です。

材料や道具の準備が必要ですからなるべく事前に申し込んで下さい。

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★ついでだから、フリルより気に入っている後ろ脚の編み方を紹介しておきましょう。

右側が最初の作品です。結び目三つで脚を作っていますが、この編み方だと時間がかかる割に仕上がりが美しくなく乾燥が進むと変形も大きくなります。
そこで、左側のように結び目を一つ減らして葉っぱを曲げることで乾燥による変形の影響も小さくしました。
曲線が重なっているのでデザイン的にも美しくなったと思います。





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