2014年7月帰省

谷崎 樹生 (たにざき しげお)

2014年08月15日 23:15

出張の前に大阪の実家にちょっとだけ寄ってイノシシ対策をしてきました。

4月に帰省した時、弟と一緒に畑の周りをワイヤーメッシュの猪垣で囲いました。
しばらくはイノシシの侵入もなく安心していたのですが、1ヶ所だけ気になっている所がありました。

ヤマモモの木があって杭が打ちにくく、作業を急いで仕上げたので「破られるとしたらここかな?」と思っていた所です。

猪垣完成から3ヶ月、ついに突破口を見付けて夜な夜な侵入してはあちこちほじくり返してわるさをするイノシシ君はあまり大きくない若い個体一頭のようです。

侵入場所はここです。


母が新しいワイヤーメッシュを一枚運んできて仮に置いてありました。

ワイヤーメッシュが二枚グニャリと曲げられ一部溶接部分も外れています。

イノシシの鼻先は硬くて力が強いので、シャベルやツルハシのように土を掘ったり石をひっくり返したりも出来ますから、その気になれば太さ4mmの鉄の棒を溶接してできているワイヤーメッシュもこの通りです。

支柱パイプを3本打ち直して、ワイヤーメッシュを二枚交換しました。

ワイヤーメッシュの下半分にはコールタールを塗り、裾の方は少し溝を掘って土に埋めておきました。

イノシシは臭いに敏感だそうですから、コールタールで警告しようという訳です。

補修工事から一ヶ月ほど経ちますが、今のところイノシシ君の再侵入は無いそうです。

今回のイノシシの侵入は7月に入ってからですから、ほんの二週間足らずの間に1人で(一頭で)随分わるさをしてありました。

2012年の夏の帰省で、井戸水を畑で使えるよう大規模な灌漑用水工事をしましたが、母屋の南側でその一部のパイプが掘り起こされていました。

幸いひび割れも水漏れもなかったので、溝を掘って埋め戻しておきました。



このイノシシ君、久しぶりに侵入できた魔法の畑が大好きなようで、屋敷中あちこちを夜な夜な探検しては穿っていました。
まるで耕してくれたような跡もありますが、


こんな小さな植木鉢の中にまで鼻を突っ込んで穿っています。


魔法の畑で大きな被害を受けたのはトウモロコシだったそうです。
他はミミズやイモムシなどの動物性タンパク質を求めて穿ったらしい跡がそこかしこにある程度で、比較的小さな被害ですみました。

ガレージの裏もこの通り。

だけど、納屋の裏のブロックの法面は無事でした。

そのブロックの法面の山側のフェンスも無事でした。


次回、出張帰りに帰省する時は、ブロックの法面の上に更にブロックを積んで「石垣イチゴ」の栽培をしてみようかと思っています。





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