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2022年12月16日

冬のカエル観察会のお知らせ

★いきなり冬になってしまいましたが、皆さんお元気ですか?
雨もよく降りますね。10月からほぼ毎日のように雨が降って、地面が乾くことがないほどです。
沖縄のカエルにはこんな季節が大好きなのがいるようで、天敵のサキシマハブが凍えて動けなくなるような冷たい雨の夜にも盛んに鳴いています🎵
こんな寒い時季に繁殖するカエルもいるわけです。

12/17(土)の夜、こんな観察会⬇️があります❗
「冬の夜・雨の森・しかも渓流の中」という、普通の人は絶対行かない所に行ってみたい物好きさんは参加すべきです❗

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2022「冬のカエル」夜の観察会(違法採取抑止活動)
石垣島エコツーリズム協会 青木康夫


毎年最後の観察会と言えば、恒例の「冬のカエル観察会」です。いつもはクリスマスの頃に行っていましたが今年は一週間ほど早く行います。元々石垣島の生き物は冬眠をせず、それどころか活発に動き回る生き物が沢山います。その一つがカエルです。心配なのがこの冬のカエル、寒くならないと卵を産みたくならないのです。例年ですと陸にいたカエル達も沢に集まり恋の季節となるのですが今年はどうでしょう? 初めて聞く人には想像もつかない、それはそれは可愛い小さな鳴き声でほんの一瞬「ピョッ」とか「ピュ」と鳴く声を頼りに皆で探して見ましょう。ただ沢沿いで鳴くものですから慣れていないと、その声に気付く事すらありません。またこのカエルは限られた生息地、厳しい環境下、絶滅危惧種で保全種、石垣島にいるカエルの中で一番見るのが難しいカエルでしょう。やっかいなのが「サキシマハブ」も冬眠せず、毎年このカエルを狙って出現します。
「それでも見たい!」と言う方は、一緒に行って見ましょう。今のところ見られなかった年はありません。他にも数種類のカエルや夜行性の生き物にも出会えるチャンスです。自分で行くのは怖い夜の山中も皆と一緒なら怖くない!
またこの観察会は保護区のパトロールも兼ねています。人の眼があるだけで抑止力になります。立派な「石垣島守り隊」です!


★真っ暗な山中、滑りやすい道、サキシマハブなど危険が伴います。全て自己責任でリスクがある事を承知の上、お申し込み下さい(今のところ事故は一度もありません)。また少数ですが例年軽装で参加される方がいて困っています。ライトは最低一人一個は携帯して下さい。以上の条件が満たされなかった方は、もれなくお断りさせて頂きますのでご了承ください。業者の方も固くお断りします。


日時 12月17日(土)集合・午後5時30分~終了・午後8時30分過ぎます。雨天中止
集合場所 大本小学校、街側の駐車場(県道87号・富野大川線沿い)
講師 青木康夫、藤本治彦、他
参加費 150円、保険料150円(保険は任意です。それ以上の保証は致しかねますのでご了承下さい)
必携 ヘッドランプ、ライト(両方あると良い、各人必ず最低1個の光源を携帯!)
服装準備 長袖・長ズボン、帽子、滑りにくい防水性の靴や長靴、手袋、雨合羽・防寒着、飲み物、お菓子、帽子、マスク
参加 20名ほど(未成年者は保護者同伴でお願いします)、
主催 アンパルの自然を守る会
申込先 山崎雅毅:090-6785-8692


★マスク着用、登(下)山中は自己判断で着用。
★道中や観察地は、国の名勝地区、国立公園、石垣市指定保護地区となり、法律で何重にも守られた大切なエリアです。全ての動植物の捕獲・採取が禁止されています!
取って良いのは写真だけ!



Posted by 谷崎 樹生 (たにざき しげお) at 02:16│Comments(0)
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