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2023年04月19日

水ロケット始めました。(高圧ガスの爆発力について)

★4/10にこんなの↓を投稿しておいたら今日4/19に掲載されていました。
自衛隊という組織は秘密の塊のようで、内部で起こった事件・事故の情報を徹底して隠そうとするようです。
33年前に那覇からお医者さんを乗せて宮古島に向かった自衛隊機が謎の墜落事故を起こしましたが、結局原因は不明ということになりました。
「高圧ガスタンクの破裂が原因ではないか」というアイデアは33年前の事故の直後にも思いつきましたが、当時は誰にも話していませんでした。
あの時、ちゃんと発言しておけば今回の事故は防げたのではないかと、とても反省しています。
未だ見つかっていない方が4人いらっしゃいます。一刻も早くご家族の元に帰ることができますように。
そして、今度こそ事故の原因が究明され公表されますように!

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水ロケット始めました

      谷﨑樹生(たにざきしげお)


天気が良ければほぼ毎日、舟蔵公園で凧やミルバス(ダイソーの発泡スチロール製グライダー)を飛ばしているので「飛行機のおじさん」と噂されているようですが、最近とうとうロケットまで飛ばし始めました。
ロケットと言っても火薬は使わない水ロケットです。1/3ほど水を入れた炭酸水のペットボトルに自転車の空気入れで空気を入れていくと圧縮空気でゴム栓が吹き飛び、シュポーンと水を吹き出しながらペットボトルが飛んでいくというもので、作用反作用の法則を体感できる水ロケットです。
ただペットボトルを飛ばすだけでは芸がないので、パラシュートを付けてみました。上空でカウリング(パラシュートを収納するカバー)が外れてパラシュートが開き、ロケットはゆっくり舞い降りる。というのが目指すところではありますが、JAXAのサイトでも「うまく開かないかもしれないからいろいろやってみて!」としか書いていませんから決め手はないのでしょう。
グライダーもロケットも支えるものの無い空気中を飛んでいきますから、少し形を変えるだけで飛び方が全く変わってしまいます。カウリングの大きさや形、パラシュートの畳み方をいろいろ工夫して時々うまく開くようにはなりましたが、成功の原因も失敗の原因もまだよくわからない状態で、試行錯誤を楽しんでいます。(JAXAと違ってこちらは思いっきり失敗を楽しむことができますからね。)
子供の頃からよくわからないことやうまくいかないことが大好きで「出来るまでやれば出来る」「わかるまでやればわかる」と、いろんなことにのめり込んで68歳にもなってしまいましたが、まだまだ世の中にはわからないことがたくさんあります。
最近宮古島で自衛隊のヘリが突然墜落しましたが、30年以上前に那覇から宮古島に向かっていた自衛隊の飛行機が遭難した事故を思い出しました。
あの事故も結局原因不明ということになってしまったようですが、水ロケットを飛ばしていて「高圧ガスのタンクが破裂したのかも知れないなぁ」と思うようになりました。
圧縮空気を詰めた潜水用のボンベなら200気圧、医療用の酸素ボンベでも150気圧ですから、機内で破裂したら体積が150倍~200倍にもなり一瞬にして機体が破壊されてしまいます。
気圧が高くなるとタンクの内面が錆びやすくなりますから、通常の加圧試験では危険な腐食を見つけられません。内視鏡を入れて検査すべきでしょう。
圧縮空気の爆発力は大変なもので、「ジョーズ」という映画のラストシーンで、サメに咥えさせたボンベをライフルで撃ち抜き破裂させ、サメを粉砕したことでもわかります。
水ロケット始めました。(高圧ガスの爆発力について)




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Posted by 谷崎 樹生 (たにざき しげお) at 07:24│Comments(1)物好き
この記事へのコメント
おはようございます。読みましたよ~。おなじ「ティーダブログ」ですね。地球は狭いです。よろしくお願いいたします。
Posted by sukebosukebo at 2023年04月19日 08:30
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