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2024年08月07日

国民保護に係る住民避難実施要領意見交換会

国民保護に係る住民避難実施要領意見交換会
↑こんなチラシが新聞に折り込まれて届いたのは7/31のことだったかな?
主催者は石垣市なのに、チラシを作ってくれたのは
「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」という市民団体でした。

市役所のホームページを見てもこの意見交換会についてはよくわかりませんでした。

で、今夜19時から市役所一階のコミュニティルームでの意見交換会を覗いてきました。
国民保護に係る住民避難実施要領意見交換会
↑こんなA4五枚裏表の資料が配られていました。

準備不足で穴だらけの全く話にならない
実施要領でした。

シェルターの整備についても説明がありました。


全体として「この人たちはいったい何のためにこうしているのか?何をしたいのか?」としか思えないような内容でした。

東京の自公政権には「中国と戦う覚悟を見せないといけない❗️」などと勇ましいことを言う麻生のような政治家もいますね。
与那国町長も同じようなことを言っていましたが、

彼らの言う「戦う覚悟を見せる」ことの一環としてこの意見交換会も開催されたのでしょう。
本気で全島民を九州に避難させようと思っているとはとても思えないようなひどい内容でしたが、開催することだけに意義があったのでしょう。

そして、意見交換会実施の実績を東京に持って行って、市役所の隣にシェルターを兼ねた地下駐車場を建設するための予算をおねだりするというのが本当の目的ではないかと思われます。数十億円という大きなお金を動かして「地域経済活性化」につなげようという目論見なんでしょう。(もしかしたらもう一桁大きいのかもしれませんね)

新石垣空港完成以来、大きな公共工事が無かったところに陸上自衛隊の駐屯地建設が始まり、今なお拡張整備工事が続いています。

駐屯地の次はシェルターなんでしょう。大きなお金が動けば建設業界は潤いますからね。
これで戦争が起こらず住民避難の必要もなくなれば御の字だと思っているのでしょう。

大きな予算を動かすことを手柄のように思っている政治家や役人がこの島には多いようですね。
地域の活性化に本当に必要なのは、国から大きな予算を取ってくることではなく、地域の中での小さなお金の幸せな循環をたくさん作ることだと私は思います。
そんなきめ細かなお金の流れを作るために、面倒な仕事を丁寧にしてくれる政治家や役人がいてほしいものです。

★19時から21時までの予定だったらしい意見交換会が終わったのは21時30分頃だったでしょうか。
終わって市役所の外に出た人は皆驚き、そして呆れました。
外灯が消えていて、外は真っ暗だったのです。
市役所の方に外灯を点けるように言ったところ
「タイマーで自動的に消えるようになっている」
「担当者がいないのでわからない」
とのことでした。トホホですね。
こんな人達の指示に従って避難したらどうなるのか?を暗示するような出来事でした。



Posted by 谷崎 樹生 (たにざき しげお) at 00:45│Comments(0)
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