2018年03月09日
ちょっと変わった植生管理法 アオサマルチング
最近このブログは大阪の実家の話ばかりでしたから、今回はご近所のお話にします。
春先のこの時季は船蔵公園の浜にアオサが大量に打ち上げられることがあります。
先日いつものようにラックと散歩に行ったら・・・
風向きと潮の具合が良かったようで、たくさん漂着していました。
海からの有機物とミネラルの贈り物です。
昔は肥料として田畑に入れる方もいたようですが、最近ではほとんど利用されていません。
今回はこのアオサを使って、植生管理をしてみようと思い立ちました。
実家の畑で防草シートを使って雑草の藪を退治したように、アオサマルチングで駆除すべき植物をやっつけようという訳です。
階段状護岸の隙間にキダチハマグルマが茂っています。これは在来種の海浜植物ではありますが、ここには生えない方が良いでしょう。
黄色い花も咲きますが、あまり可愛くありません。(あくまで個人の感想です。)
一週間ほど前に試しに少し覆ってみました。右上の白い所です。
キダチハマグルマを踏み倒してアオサで覆うと、遮光と塩分と、おそらく発酵熱でもって駆除できそうです。
キダチハマグルマを長靴で踏みつぶして、
漂着アオサで覆う。ただそれだけのことです。
フォークでもって、ほんの数メートル漂着アオサを運ぶだけです。
「緑を以て緑を制す」という訳です。
マルチング資材は季節限定ではありますが、只でいくらでも有ります。
一時間足らずの作業でこのように風景が変わりました。
緑色のキダチハマグルマの上に緑色のアオサを被せただけですからあまり変わり映えしませんが・・・・・
草刈りではなく、風景を乱す植物だけを駆除して管理しやすい植物でもって風景を整える「植生管理」のちょっとした変化球「アオサマルチング法」の紹介でした。
漂着アオサは季節限定資材ですから、この時季、天気と元気と時間が合えば葉っぱ編みの合間に筋トレを兼ねてアオサ運びに励みましょう。(今日は真冬に逆戻りのお天気で、小雨交じりの北風の中での作業でした。)
そうそう、2月帰省のお話にはまだ続きがあります。
春先のこの時季は船蔵公園の浜にアオサが大量に打ち上げられることがあります。
先日いつものようにラックと散歩に行ったら・・・
風向きと潮の具合が良かったようで、たくさん漂着していました。
海からの有機物とミネラルの贈り物です。
昔は肥料として田畑に入れる方もいたようですが、最近ではほとんど利用されていません。
今回はこのアオサを使って、植生管理をしてみようと思い立ちました。
実家の畑で防草シートを使って雑草の藪を退治したように、アオサマルチングで駆除すべき植物をやっつけようという訳です。
階段状護岸の隙間にキダチハマグルマが茂っています。これは在来種の海浜植物ではありますが、ここには生えない方が良いでしょう。
黄色い花も咲きますが、あまり可愛くありません。(あくまで個人の感想です。)
一週間ほど前に試しに少し覆ってみました。右上の白い所です。
キダチハマグルマを踏み倒してアオサで覆うと、遮光と塩分と、おそらく発酵熱でもって駆除できそうです。
キダチハマグルマを長靴で踏みつぶして、
漂着アオサで覆う。ただそれだけのことです。
フォークでもって、ほんの数メートル漂着アオサを運ぶだけです。
「緑を以て緑を制す」という訳です。
マルチング資材は季節限定ではありますが、只でいくらでも有ります。
一時間足らずの作業でこのように風景が変わりました。
緑色のキダチハマグルマの上に緑色のアオサを被せただけですからあまり変わり映えしませんが・・・・・
草刈りではなく、風景を乱す植物だけを駆除して管理しやすい植物でもって風景を整える「植生管理」のちょっとした変化球「アオサマルチング法」の紹介でした。
漂着アオサは季節限定資材ですから、この時季、天気と元気と時間が合えば葉っぱ編みの合間に筋トレを兼ねてアオサ運びに励みましょう。(今日は真冬に逆戻りのお天気で、小雨交じりの北風の中での作業でした。)
そうそう、2月帰省のお話にはまだ続きがあります。
Posted by 谷崎 樹生 (たにざき しげお) at 00:42│Comments(0)
│風景づくり